金柑画廊

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お知らせ

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毎年恒例のholo shirts.の受注会、今年も開催いたします。
受注会は3月3日(土)、4日(日)の2日間ですが、3月1日(木)から、holo shirts.のサンプルシャツや生地などを手にとってご覧いただけます。
自分の体にあったシャツ、仕様にこだわったシャツなど、欲しいシャツが手に入る良い機会だと思います。
ちょっと見てみて話を聞いてみたいという方も大歓迎です。是非是非お気軽にぶらっと立ち寄ってください。 

holo shirts.
WEBSHOP『シャツやの気まぐれ』

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holo shirts.受注会

2018.3.3.土/3.4.日  11:00-19:00

プレオープン
3.1.木/3.2.金(※スタートは12:00からです。)
シャツ生地やサンプルシャツなど手にとって見ていただけます。

(受注会は11:00スタートとなりますのでご注意ください。)

ご予約の方を優先してご案内いたしますので、ご希望のご来店日時をお知らせください。
お問い合わせ:info※holoshirts.com (※を@に変更ください)
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Asahiko Takahara . André van Rensburg / guitar duo 2018.2.11 Sun 20:00-

10弦ギターの奏者で、現在はトリオ「魚一」のメンバーとして主に活動をする高原朝彦氏と、多岐に渡る音楽活動を続け尺八の演奏かでもあるアンドレ・ヴァン・レンズバーグのギターの即興ライブを開催します。
二人のデュオとしての共演は今回が初めてとなります。この機会に是非聴きに来てください。

■日時
2018 年 2 月 11 日(日)
19:30開場 20:00開演

■料金
1500円 (1ドリンク付 )

■出演者
Asahiko Takahara / 10弦ギター
André van Rensburg / クラシックギター

高原朝彦( 10弦ギター )
東京生れ。近親に邦楽を嗜む人が多く、母親は山田流箏曲師範。12歳からギターを独学。故 宇井あきらに発声と楽理を師事。70年代後半からダンス公演、映画、TVなどの音楽(作曲&演奏)を担当する。87~88年ミュンヘンに居を構え、ドイツ国内の数都市でソロ・コンサート。Soloを中心に、林栄一、太田惠資、蜂谷真紀、加藤崇之、河崎純などの音楽家と共演を重ねている。昨年9月に、ヴォイスの本田ヨシ子とのDuoアルバム【0519】(2枚組)をリリース。現在はギターソロと、2014年に結成した自身のトリオ【魚一】(林栄一 as、マルコス・フェルナンデス ds)を中心に活動している。

アンドレ・ヴァン・レンズバーグ
南アフリカ共和国出身の演奏家、作曲家、演出家。
90年代に南アフリカで音楽活動を始め、以来ヨーロッパ各地、台湾、日本、ニューヨークにてパフォーマンスやレコーディング、サウンドインスタレーションを行っており、実験的演劇・ダンス及び映像を数多く手掛けてきた。南アフリカにおける実験的ダンス・音楽界へ貢献で知られ、彼個人のスタイルは不協和音、予想不可能な構造を駆使した伝統美の追求に特徴づけられる。古い微分音楽への趣があり、そういう意味では古来より日本・欧州を問わず研究対象とされてきた尺八との出会いは必然だったかもしれない。
現在は東京に拠点に、舞踏家やコンテンポラリーダンサー及び即興演奏家との創作活動に注力している。

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早川桃代個展「Conversation」を金柑画廊にて開催いたします。早川桃代はパンやお菓子や小物を細部に潜り込むように緻密に描きます。モチーフと長く深く親密に関わっていく、その行為はまるで彼女と彼らとの個人的で長く続く静かな対話のようです。今回の個展では、鉛筆のドローイングに加え、油絵や水彩画も展示いたします。この機会にぜひごらんください。(太田京子|金柑画廊)

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早川桃代「Conversation」
2018.2.3 Sat – 2.25 Sun
木・金・土・日・祝 開催
12:00-19:00
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早川桃代 | Momoyo Hayakawa
1981年千葉県生まれ。女子美術大学芸術学部絵画科卒業。
絵描きとして活動。
instagram : ekakinomoyoyo

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TAKAGI KAORU『皿と血』出版記念 Exhibition
2018.1.15.mon – 1.28.sun 11:00-20:00

TAKAGI KAORUの書籍『皿と血』の出版記念Exhibitionを MINA-TO(スパイラル 1F)にて開催いたします。
どのようにしてこの本が出来たのか。
TAKAGI KAORU の考える「皿」とはいったいどういうものなのか。 作家自身がある時からずっと見続けてきた目線で描かれたこの本が 読者の日常にどう関わるのか。 それらをより深く読み解いていただける展示となります。

 

Opening Live
まずは港の景色をつくる。そして、海に出る。
2018.1.15.mon 19:30-21:00 free 

『皿と血』出版記念Opening LiveをExhibition会場にて開催いたします。 ライブに参加くださる方々と TAKAGI KAORU の新作品を使って「出航する為の港」を作っていきます。 なぜ港なのか、なぜ出航なのか。
このライブは2018年秋におこなわれる TAKAGI KAORU 個展ライブ
「海に出る船は持っているか。」の序章となっております。 ライブに参加頂く事で、TAKAGI KAORU が常々考える「皿」の意味は 徐々に皆様に届くのではないでしょうか。 そして、この度出版される『皿と血』の中に書かれている言葉が、 皆様の身近な出来事の一端の景色であることを実感していただけるはずです。

MINA-TO/Spiral
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23 スパイラル 1F 5-6-23 Minami-Aoyama, Minato-ku, Tokyo tel.03-3498-4015
http://www.spiral.co.jp

 

MINA-TO Special Event
TAKAGI KAORU の皿で食す今日。
2018.1.15.mon – 1.28.sun 15:00-20:00 

スパイラルのMINA-TOだからこそできる特別イベントです。 会期中、スパイラルカフェの食事を
TAKAGI KAORU が『皿と血』の為に制作した皿で食していただけます。 本の中で景色を作り上げてきた皿も登場します。 作家や本に参加してくれたゲスト達が日常でみつめてきた
「食べ終えた皿の景色」というものがどんなものなのかを追体験していただけます。 お客様が食された後の皿はそのままMINA-TOに展示されます。 終えた皿を汚れていると捉えるのか、皿の上に現れた新たな景色と捉えるのか。 普段はあまりみつめる事のない「食べ終えた皿の景色」を探す時間。ぜひ、お試しください。
* 作品・書籍をご購入いただいた方が体験できる特別イベントとなっております。(限定数あり) * 都合により、内容が変更となる場合がございます。予めご了承ください。

 

TAKAGI KAORU Exhibition Live
海に出る船は持っているか。 2018年 秋 開催予定 

今回のオープニングライブ「まずは港の景色をつくる。そして、海に出る。」を皮切りに、 2018年秋、葉山にて個展ライブ「海に出る船は持っているか。」を開催予定です。 これはTAKAGI KAORU の真骨頂であり、参加者と共にTAKAGI KAORU の作品を使って、 自身に内在する船とはいったい何なのかを探す旅に出るような一日となることでしょう。 詳細ご希望の方は連絡先をメールにてご連絡ください。DMをお送りいたします。
e-mail kaoru*takagikaoru.com(*を@にご変更ください)

URL http://www.takagikaoru.com

 

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皿と血

絶頂。
私が制作していく過程で迎える絶頂は何度かあるが、
最後の最後にやってくる最大の絶頂とは
人が私の作品で食事を終えた後の状態を見た時である。
食べ終えた皿がそこにあるという事は、確実に誰かしらが
エネルギー摂取をしたということであり、エネルギーを摂取した人間の
次への行動はエネルギー放出である。
そして、そのことに私の作品である皿が道具として関わった。
一般には「汚れた」と言うのであろうその皿を見ると
確実に約束された人間の未来への希望の証を見たように思うのである。

「終わったかのような所に始まりはある。」

私は食べる事が次の何かしらへのエネルギーとして
活用されるという元に食すものこそ一番美味しいと考えている。
その考えがあるがゆえに、食べ終えた皿が私にとって一番美しいのだ。

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書籍
『皿と血』 TAKAGI KAORU

『皿と血』は
TAKAGI KAORUにとって初の書籍となります。
この本の制作は、彼女が敬愛するゲスト達の為に皿を作るところから始まりました。
その皿で彼らは2年間暮らし、「食した後の皿」から見出だした
「景色」を撮影していきます。TAKAGI KAORUもこの行為を繰り返しました。
そして、その景色とともに綴られたTAKAGI KAORUの生きのびる根源となる言葉は、
ゲストが新たな物語を描く源となりました。
留まる事無く互いを行き来し、脈々と続いていく作家とゲスト達が織りなす
濃厚なコミュニケーションは陰の往復書簡です。
物語はどこからでも始まる。
きっとこの本を読む方々も新たな自身の物語を描く事となるのではないでしょうか。

『皿と血』 TAKAGI KAORU | キンカンパブリッシング (2018年1月出版)
A4  背綴じ/表紙ハードカバーB3変形・陶片付/100P/参考価格 ¥5,500 (外税)

 

TAKAGI KAORU / 造形作家
http://www.takagikaoru.com
粘土を一生ともにする素材として、立体や器を制作。
器とは「受け」「与え」そして「変化させる」為に重要な道具であるという捉え方に軸を置くことで、
人自身もその条件を満たす器であり、世の中には器になり得る物が物質に限らず無数に存在することを表現。
近年は、参加者がTAKAGI KAORUの作品を道具として使い、
「新たな制作を作家と共に行う時間」というパフォーマンスを主体に活動。
器のブランド Wo shi Ribenren 主宰。
「日常の食事」をテーマにし、Wo shi Ribenren の作品で食事をする店「ひととき」を運営。

ゲストアーティストプロフィール (順不同)

mamoru / サウンドアーティスト
http://www.afewnotes.com
想像力と様々なリサーチ手法を用い、過去、現在、未来/架空の音風景を「聴くこと」から「あり得た(る)歴史」などを題材にした作品を制作。国内外の現代美術館、ギャラリーでの展示、パフォーマンス多数。

高木耕一郎 / アーティスト
http://www.koichirotakagi.com
アメリカのアートスクールを卒業後、 NYを制作拠点として活動。現在は東京で制作をする。刺繍、ステンシル、ペインティングなど様々なマテリアルを使って動物を描く作品は、常に現代社会がかかえる「違和感」をテーマとしている。国内外を含めた個展やグループ展への参加、ファンションブランドとのコラボレーションなど幅広く活動。

matohu 堀畑裕之 関口真希子 / デザイナー
http://www.matohu.com
「日本の美意識が通底する新しい服の創造」をコンセプトに2005年に設立。現代日本のファッションデザインを代表するブランドとして東京コレクションや海外のメディアから、高い評価を受けている。

岡崎純 / クリエイティブディレクター
デザインスタジオのgroovisionsを経て、London、NYC、Torontoなどの生活と文化をリサーチ後、2010年に、RECTERA INC.を設立し、クリエイティブディレクションを行う。Spiral / Wacoal Art Centerのプロジェクトディレクターも兼任。主なプロジェクトとして「スマートイルミネーション横浜2012/2014-2017」「道後オンセナート2014」「TOKYO ART FLOW 00」「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2017」などがある。

牧かほり / グラフィックアーティスト
http://www.k-maki.com
植物や人間のエネルギーをモチーフに、一枚の絵から、プロダクトや映像スペースデザインに展開する活動をしている。自身の創作活動とともに、国内外のアーティスト、企業とのコラボレーションなどを多く手がけ、近年アップル社 アドビシステムズとの共作をきっかけにデジタル作品にも力を入れている。第12回 文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員会推薦作品受賞。

 

キンカンパブリッシング

金柑画廊が展示のカタログ制作の為に2013年に立ち上げた出版レーベル。
主な書籍 『paper tour catalogue』紙の旅制作委員会 2013年 / 『holly journey』Koumoriya 2015年 / ミニカタログ no.1 (2016年~)

金柑画廊
2006年に東京・目黒にてスタートしたギャラリースペース。2009年に開催した古書イベント「my neighbor’s books」以降、主にビジュアルブックの古書や新刊書籍などの取り扱いを始める。2013年、収集した観光絵はがきの展示「paper tour」のカタログ『paper tour catalogue』の制作を機に、出版レーベルをスタート。企画展を中心にワークショップ、ライブなど、ジャンルにこだわらずに開催。

書籍の購入をご希望の方は、金柑画廊|キンカンパブリッシングまでお気軽にお問い合わせください。 取り扱い書店でのご購入、発送での販売も対応しております。
kinkangallery*gmail.com (*を@にご変更ください)太田まで

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お休みのお知らせです。

年内 12/28.木まで
年明け 1/5.金〜(1/7.日と1/14.日はお休みとなります。)
※都合によりお休みする場合もございます。ご了承ください。

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年内余日少ない中、恐れ入りますが、サマタマサト監督!? 作品・映画!?「Stillless Boovieshow」の上映会(&忘年会)の案内ですo内容は以下のかんじですo

. スティルレス・ブッビーショーへようこそo
. 優しい目覚まし/秒の音楽『ペット・セカンズ』o
. ムーンウォークする犬o
. ヨハン・セバスチャン・ビーチo
. コンピュータのおねしょと人間の気まぐれo
. コンピュータ・タイポグラフィックスo
. 正解と不正解のデュエットo
. オールドニュース:北野大茶湯o
. 人間を卒業したAIがなおも人間に抱く愛と不思議o
. 二人でカンファレンスをo
. 静かな9・聖なる9o
. 目を閉じてo
. コンピュータ・ポルノグラフィックスo
. ホワイトチョコo
. バンク? それともパンク?
. ブロードウェイ・ブギウギ/まだルールのないゲームo
. イージー・デイズ・ナイトo
. レッツゴー!ヒューマンビーイングo
. サーフィンUSSRo

65分くらいです。
……………

◎向田邦子さんが愛したカレーパンもご用意しておきます。
◎上映後、作品についてトークします。
◎その後は、忘年会に突入します。

……………
●場所:金柑画廊
●日時:12月16日(土)、17日(日)の2日間 open18:00 start19:00
●2.500円(高いが、映画記念バッジ用意します!)
…………………………

収容人数の都合上、早めに返事を下さいませ。
お忙しい中、恐縮です。

http://www.delaware.gr.jp/StilllessBoovieshow/Flyer/1/PC.html

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コレクション展
2017.12.21 thu – 2018.1.28 sun
木・金・土・日・祝 開催
※都合により、お休みとさせていただく場合もございます。ご了承ください。
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金柑画廊で中澤季絵個展「fruitful!」を開催します。昨年の「エメラルド ピクニック」に続いて、2回目の金柑画廊での個展となります。
中澤季絵は鉛筆や水彩などで、モチーフや色を柔らかく目をそらさずに描いていきます。彼女がモチーフに対してとても親密な気持ちを持っているからかもしれません。今回のタイトルとなった「fruitful」とは「実りが多い」ことを意味します。楽しいだけでなく、満足だけでなく、自分にとってプラスになる何かを収穫したという意味の言葉です。木が実らせた果実を味わうように、彼女のカラフルで繊細で芳醇な「実り」を味わってください。(太田京子|金柑画廊)

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中澤季絵個展「fruitful!」
2017.11.3 金・祝 – 11.26 日
12:00-19:00
木・金・土・日・祝 開催
※会期中のイベントは随時HP•FBで更新いたします。
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中澤季絵 kie nakazawa
イラストレーター/絵描き

1981年 青森県生まれ、北海道育ち
北海道大学 農学部卒。

学生時代は植物や微生物について学び、
花とやさいのタネの会社で10年間働いた経験をもつ。
生きものを慈しむ脇役蒐集(しゅうしゅう)人。

絵で暮らしをいろどる楽しさで
歓びをふやしていくことを軸に幅広く活動中。

http://www.kienoe.com

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「Don’t talk here」@金柑画廊
10/21(土)19:30開場 20:00開演
¥1,500 (1ドリンクオーダー)

遠藤隆太朗・増渕顕史・宍戸智一

遠藤隆太朗
宍戸智一
増渕顕史
遠藤隆太朗・増渕顕史
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増渕顕史 アコースティックギター
http://takashimasubuchi.tumblr.com

遠藤隆太朗 エレキギター
https://ryutaroendo.bandcamp.com/releases

宍戸智一 ギター|歌(エコー)
https://tomokazushishido.bandcamp.com

問い合わせ:金柑画廊 太田まで kinkangallery@gmail.com 03-5722-9061

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昨年の秋、五反田南部古書会館での古本即売会で、蜜柑箱大のダンボールひと箱いっぱいに詰まった写真のネガフィルムを見付けた。普段から古本以外の掛け軸やポスター、こけし、切手シートなどが適当に床置きされている壁際に、ポツンとその箱はありました。棚の古書の背を追う人々の視線にその場所はほとんど目に入らず、箱には古書店名と共に2000円と書き付けた紙切れがテープで素っ気なく貼られている。
色とりどりのネガケースの量と値段の安さに惹かれて箱の前にしゃがみ込むと、中でも古そうな6×6のネガケースを手に取り、ネガフィルムを抜き出して天井の蛍光灯に翳してみる。古い街並みが写っていて、家々や商店の看板、通りの車や、人々の衣装などから1950−1960年代の東京だと感じた。”なにか面白い写真が見付かるかもしれない”と思い、次々とネガケースから抜き出しては光りに翳して反転像に眼を凝らす。6×6、35mm、ハーフサイズの3種があり、農村や漁村、観光地や都市の風景、陶芸工房やメーデーと思しき労働運動など、ネガケースに丁寧に書き込まれた、場所や日付、内容に付いての記載と共に撮影者の興味の対象が次々と現れる。ある1人の撮影者による20年間程の記憶を3分間程しゃがんで見ていたら足がしびれてきて最後にもうひとつだけと、70’sっぽいキリンの模様をあしらった35mmのネガケースからフィルムを抜き出す。ハーフサイズの小さなコマが並ぶが半分程がスヌケの状態で、最後は外れたなと思う。反転像の向こうでは、中年を過ぎた男達が古本の背を指先で舐めながら眼を凝らし静かに流れていく。みんなが自分に必要な何かをいつでも探している。(手塚敦嗣|アーティスト・TETOKA)

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金柑画廊では、写真展「掬う|191本 22年」を開催いたします。
手塚敦嗣が古書市で手に入れたネガフィルムの詰まった箱がきっかけでこの企画がスタートしました。「ある人」の撮りためた戦後から昭和50年代くらいまでの191本ものネガフィルムには、「彼」が撮影してきた場所や日時などが細かく記載されていました。几帳面な方だったのでしょう。著名な写真家であったわけでもない「彼」の写真は市井の私たちの写真とも言えます。記録として、楽しみとして、思い出として撮影された発表の目的を持たないであろう写真の数々。そこに残された風景や人々に感じるノスタルジーもあるのかもしれませんが、その写真が見せてくれるものは、今の私たちの暮らしを写しているように思えてきます。もしかしたら人が生きている間に行う行為そのものに共感を覚えるのかもしれません。「掬う|191本22年」では、三人のセレクターが「彼」の撮影したネガフィルムからそれぞれの選んだ写真を展示致します。撮影者のフィルターを通してそれぞれが選んだ光景は、セレクターと「彼」とのある種のコミュニケーションなのだと思います。(太田京子|金柑画廊)

191本のネガフィルムのケースに細かく書かれたメモには、柿の皮をむく主婦、江差網元の家、桜子、見物料50円、白玉ねぎを植えている、荒廃した塩田、駅の近く銀行が出現中。違うネガフィルムが一つのケースに入っていたりする。戦争に行って帰って来て結婚して、娘が二人。生きていたらきっと90代。たぶん名前はクワハラさん。とっくにカラー写真があるはずの時代にモノクロのネガフィルムで撮っている。時々現像を失敗してるから、自分で現像していたのかもしれない。なんでこんなに全国のあちらこちらに行っているのか、何の仕事をしてるのか、どこに住んでたのか、それを撮ったクワハラさんのことを考えずにはいられない。インスタグラムやfacebookの写真が撮った人を表現している今に暮らす私は、このたくさんのネガフィルムからクワハラさんを知ろうとする。(名和真紀子|フォトグラファー)

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写真展「掬う 191本22年」|金柑画廊
2017.10.7 sat – 10.29 sun
12:00-19:00
木・金・土・日・祝 開催
手塚敦嗣|名和真紀子|太田京子
※会期中のイベントに関しましては、随時HP・FBなどで更新いたします。

クロージングトークイベント / ゲスト:マジック・コバヤシ
2017.10.28 土 19:00 開場 19:30開始
1,000円・ワンドリンク付

名和写真館
展示期間中にフォトグラファーの名和真紀子が写真館を開催します。
家族写真、友達、ポートレートなど。詳細は下記にて。
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手塚敦嗣 Atsushi TEZUKA|アーティスト http://tetoka.jp
1969年生まれ。デザイン、映像製作を生業とする傍ら、古本、古道具などの都市工芸を収集する。近年は、FRP樹脂製彫刻の製作と、神田TETOKAの運営に携わる。

太田京子|金柑画廊 www.kinkngllery.com / Instagram:PAPER_TOUR_JOURNAL
大阪生まれ。目黒にあるスペース、金柑画廊とリトルプレスのキンカンパブリッシングを運営。趣味の絵葉書や観光物のパンフレット等のコレクションから派生した「paper tour」のメンバーとしてもスローペースに活動中。

名和真紀子|フォトグラファー http://nawaphoto.com
岡山県岡山市に生まれる。大阪府立大学卒業。スタジオ勤務、アシスタントを経て、2003年以降、フリーランスとして活動。ポートレート、風景、料理、建物、ジャンルを問わず撮影する。雑誌や書籍、CDジャケット、広告などで撮影。

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・名和写真館

展示会場にて名和真紀子がポートレートはもちろん、家族や友人、ペットとの写真などを撮影し、”納得の一枚”を丁寧に相談しながら仕上げていきます。
クワハラさんの22年分のネガフィルムの中に何度も登場する人たち、多分クワハラさん本人、奥さん、娘たち、犬、時々来る親戚の写真は、違う時代にいる私たちをも楽しませてくれます。
いま撮る写真は10年、20年先の未来にきっともっと価値あるものになると思います。

・6000円(税込) 1組1カット
プリント2L(127x178mm)1枚 データ一点アップロード付き
※追加1カット(2Lプリントとデータ)1000円

予約制
・10月8、9、21、22日
・10時または10時50分のどちらかを選んでください。
※木曜日、金曜日も可能です。下記メールアドレスまたはお電話でお問い合わせください。

10/8     10:00/10:50
10/9     10:00/10:50
10/21   10:00/10:50
10/22   10:00/10:50

問い合わせ:金柑画廊 太田まで kinkangallery@gmail.com 03-5722-9061
ご予約の際は、件名「名和写真館予約」、お名前、ご連絡先(メールアドレス・お電話番号)、ご希望の撮影日・お時間、撮影される人数(大人 ⚪︎名、お子さま(⚪︎才)⚪︎名、ペットの参加数(種類)をご記入ください。お電話でも受け付けております。ご質問のみのお問い合わせも受け付けておりますので、お気軽におたずねください。みなさまのご予約をお待ちしております。

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